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ハリエンジュの上で

陽だまりの中で、眠そうなカヤクグリ。

心地よさそうだけど、とまっているのはハリエンジュの枝。

鋭く尖った枝と、対照的にゆるりと穏やかな顔。

上手によけてとまるから、鳥にはトゲは関係ないのかな?

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街なかの野鳥観察

先週末は用事で街に出かけました。
せっかくなので、街の野鳥たちの様子も見てきました。

こちらは屋根上のスズメ。
朝日を浴びながら2羽仲よく並んで、早くも繁殖モードでしょうか?

急に1羽が飛び乗ったので、交尾かな?と思いきや
毛づくろいをしてあげているようでした。

パートナーの毛づくろいをしてあげている姿は、初めて見ました。

一瞬の毛づくろいが終わると、今度は下からにょろり。
1羽が顔を出しました。

こんな隙間にいたの?!とびっくりです。

『ちょっとそこ、静かにしてよ~!』とでも言っているのでしょうか?

ひとしきり屋根上の世界を覗かせてもらった後、桜の咲いている場所に行きました。

残念ながらソメイヨシノはまだでしたが、カンザクラが満開でした!

『チイチイ』という声と共に、メジロがやって来てくれました。

夢中で蜜を吸う姿に、こちらもすっかり魅せられてしまいました。

私の住む山間部で桜が咲くのは、いつも4月下旬から5月初め位。

メジロと一緒に、一足早いお花見を楽しませてもらいました。

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ズミとオオマシコ

なかなか鳥見に行けずにいましたが、年が明けてやっと行く事ができました。

オオマシコの成鳥。

口元にオレンジ色のものがいっぱい付いています。
ズミの実を食べているようです。

オオマシコの成鳥オス

夢中でついばんでいます。

ズミの実をついばむオオマシコ

オオマシコと言えば今までハギの実を食べているところしか見たことがなく、
ズミの実を食べているところを見たのは初めてでした。

食べづらいところまで、身を乗り出してしっかり採っています。

身を乗り出して食べるオオマシコ

ひとしきり食べると、凛々しい佇まいを見せてくれました。

額と喉のところが真白な、立派なオスです。

オオマシコ成鳥オス04

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ツノハシバミの実

今年もツノハシバミが実をつけました。

ツノハシバミの実01
ツノハシバミの実

その名の通りツノがつんと立った不思議な形。

ヤマガラの大好物。この季節になるといつもこの不思議な実をつかんでいるので、
何を食べているのかな?と思い、この実と木の名前を調べて知りました。

ツノハシバミの実 下から見たところ
ツノハシバミの実 下から見たところ

1か所に4つ、または3つ連なります。

ツノハシバミの実 下から見たところ 3連
ツノハシバミの実 下から見たところ 3連

ナッツの油、栄養価が高いのだと思います。

ツノハシバミの実を取り出したヤマガラ
ツノハシバミの実を取り出したヤマガラ

こちらは何年か前に撮った、ヤマガラが実際に中の実を取り出しているところです。
足で押さえ、外皮をむいて上手に取り出します。

シジュウカラや他のカラ類も食べても良さそうですが
カラ類でツノハシバミを食べているのは、ヤマガラしか見たことがありません。

カラ類以外では、以前山から降りてきたホシガラスが
何日もせっせとこの実を食べに来ていました。

ツノハシバミの樹形
ツノハシバミの樹形

こちらがツノハシバミの立ち姿。

中低木で、高木の林床に細い幹が株立ちします。

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鉛筆達との長いお付き合い

野鳥を描く時に使う鉛筆と色鉛筆。

削って使っているうちにこんなに短くなってきました。

削って使っている鉛筆類

昔ながらのホルダーを付けて使っています。

ホルダーを付けて使っています

軸にはホルダーの噛みあとがしっかり。

これも木なのだから、大切に使いたいという気持ちがあります。

ホルダー後の付いた色鉛筆

ハンドル式の鉛筆削りではもう削れないですが、
鉛筆削りに入れて軸を回して削ります。

削っているところ

芯がピンと尖らない時は、さらにカッターややすりで尖らせます。

全体の形を大きく取る時には軸の長いものを使い、
軸が短いものは、主に細部の描き込みに使います。

いつまで使えるのかな?

針は折れてしまうともうお別れですが、鉛筆は終わりがないです。

私はやったことないですが、アロンアルファで新しいものに付けて使う人もいるとか。

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小さなさえずり

林の藪の中、「シィシィシィシィ…」と響き渡る声。

ヤブサメです。

きっと姿は見れないだろうなと思っていたら、
思いがけず、さえずりの姿を見せてくれました。

ヤブサメのさえずり01

こんなに小さな身体で、精いっぱい口を開いて
きれいな声を響かせていることに、心奪われます。

ひとしきりさえずった後、少し辺りを見回します。

辺りを見回すヤブサメ

そして再びさえずります。

ヤブサメのさえずり03

小さな鳥の世界に、すっかり惹きこまれてしまいました。

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駐車場で

お店の駐車場から車で出ようとした時、
目の前にジョウビタキがとまりました。

カメラは持っていなかったのですが、
スマホでも何とか取れる近さです。

しばらく地鳴きをした後で、ぱっと地面に向かって降りて
(虫を獲ったのでしょうか? 車の中からは地面の様子が見えませんでした。)
次の瞬間には建物の屋根の上にとまって、また地鳴きしていました。

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じっと佇んでいました

時々通っている湖岸。
今朝は湖面にせり出した枝の中に白っぽく、何か見えました。

湖岸のヤマセミ01

ヤマセミです。

湖岸のヤマセミ02

じっと動かず、佇んでいます。

湖岸のヤマセミ03

時おり対岸の方から『キュッキュッ』と声がして、(オスの声でしょうか?)
その声に反応しては体の向きを変えたりしていました。

オスを待っているのかな?と思いました。
私が少し辺りを歩いて見回った後、戻って来た時には別の枝に。

湖岸のヤマセミ04

遠いのですが、嘴の間に何か入っている様に見えます。
魚を獲ったのでしょうか?

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湖岸のオシドリ

湖岸に沢山のオシドリの姿がありました。

湖岸のオシドリ01

一昨年から時々この場所に来ていますが、この時期にオシドリの群れが居たのは初めてです。

いつもは12月か1月位に飛来し、しばらくすると姿を消していたのですが、
今季は冬の間ずっと滞在していたようです。

もっと寒い時期は少しでも人の気配がすると対岸にす~っと移動していましたが、
その時に比べると警戒心が少し薄らいで、わりと近くまで寄って来るオスの姿も。

警戒心薄めのオシドリ オス01


警戒心薄めのオシドリ オス02

いつまで滞在してくれるでしょうか?

湖岸のオシドリ05

こちらはオス、メス別々に休んでいます。お互い興味なし、といった感じでしょうか。

湖岸のオシドリ06

すぐ近くには、ぴったり寄り添っているペアもいました。

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安全な場所が出来ました

1回の剪定で発生する枝は大量です。
草木染の染め材にしていますが、一気に処理できないため
エサ台の脇に置いていたら、こんもり積み上がってきました。

エサ台と枝の山

右がエサ台、左が今回生まれた枝の山です。

思いがけないことに、この枝の山がスズメ達の和みスポットになりました!

枝の山の中のスズメ

こういうもじゃもじゃしたのが好きなんだなあ、と嬉しくなりながら、
同時に、うちのエサ台はきっと無防備だったのだなあと気付かされました。

スズメ達はいつも左方向の草場(写真には写っていないですが左方向に草場があります。)
からやって来くるのですが、これまでエサ台の周りには身を隠せる低木がなく、
冬は草も枯れてしまうので見通しが良すぎて
エサ台にやってくること自体がかなり危険な状態だったのだと思います。

今なら急に人間や猛禽類が来ても、さっと枝の山の中に身を隠せます。

安全な時には枝の上で日向ぼっこ。

枝の中のスズメ


エサ台からこぼれたエサが枝の中にも飛び散っているのか、
エサ台が空になってもこの山の中に滞在することが多くなりました。

いずれ染め材に使う時にこの山は無くなる予定でしたが、
片付けられなくなってしまいました。