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ウワミズザクラの草木染2 染色

煮出し後ひと晩おいた染液で染めていきます。
コットン生地を染めます。コットンは動物性たんぱく質がなく染まりにくいので、
染める前に濃染剤で濃染処理をします。

コットン生地の濃染処理

濃染剤と熱湯を入れたバットに生地を入れ、時々動かしながら30分ほど浸します。

ひと晩おいた染液

ひと晩置いた染液。
生地が浸るくらいまで水を足して、生地を入れます。

染液に生地を浸したところ

染液に生地を浸すと、一瞬で鮮やかな赤に!
もうこれで終えたいという衝動にかられます。

草木染の難しいところは、染めている時の色、媒染した時の色、さらに乾いた時の色が違うところです。
特に濡れている時の色(濡れ色)は濃すぎるように感じても、最後に乾かすと3段ぐらい淡い色になります。


樹木の色素をしっかり生地に移すために、がまんがまん。
中火で温度を上げていき、沸騰後さらに30分煮詰めます。

生地を染め上げているところ

染めている時に生地が浮いてくるので、染液の中に浸る様に沈めます。
浮きっぱなしになると染めムラが出て来るので、何度もしつこく沈めます。

30分で火を止め、今度は媒染。染めから媒染までは今日1日で終えていますが、
記事が長くなるので続きはまた明日書きます。

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ウワミズザクラの草木染1 染液の抽出

昨年末に剪定したウワミズザクラの枝を使って
生地を染めることにしました。

去年剪定したウワミズザクラの枝

煮出しやすいように細かく裂いていきます。
硬い枝や乾いた枝、または大量の枝を染める時にはシュレッダーを使いますが、
まだ乾いていないウワミズザクラの枝はしなやかで柔らかく、手でも裂くことが出来ます。

まだ柔らかいウワミズザクラの枝

枝の中がまだ乾いていない時には、外樹皮をむくと青い部分が出てきます。
内樹皮と言って、光合成で作られた糖などを幹や根に運んでいる部分です。
ここが青い時のほうが良く染まる様な気がします。

細かく裂いた剪定枝

染め生地の重さの倍の量を裂いて、煮出し用の袋に入れました。

煮出し用の袋に入れたウワミズザクラの枝

乾かないうちにすぐに鍋に入れ、浸る高さまで水を注ぎます。
バラ科の樹木、赤味をきれいに出すためにソーダ灰も加えます。

煮出し始めたウワミズザクラの枝

中火にかけて沸騰させます。
一気に沸騰させたくて強火にかけたい衝動にかられますが、
時間をかけてゆるやかに温度を上げていった方が良く抽出出来るそうです。
沸騰後弱火にして30分煮出し。火をとめます。

今日はここまで、そのまま一晩置きます。その方がきれいな赤味が出るそうです。
草木染は何かと目が離せず忙しいので、放置出来るのは気が楽です。

続きは明日!

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街なかで観察

今日は仕事の打ち合わせで、街なかに出てきました。
せっかく来たので帰りに野鳥観察。

道わきでせっせと地面のものを拾うスズメ達。

街なかのスズメ01

近いなあ、と都会に来るといつも思います。
地元のスズメはこんなに近寄らせてくれません。

都会は鳥のエリアと人のエリアの重なっている部分が
田舎に比べて多いように感じます。

街なかのスズメ02

嬉しくなってしまいますが、
近寄りすぎてはいけないと自分に言い聞かせて距離を保ちます。

公園の池では、思いがけず目の前にカワセミがとまってくれました。

公園のカワセミ01

人が通ると少し奥に移動して、じっと佇んていました。

公園のカワセミ02
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冬限定のエサ台

寒い時期限定のエサ台、今季も始めました。
11月終わり位から始めていたのですが、暖かくてエサに困っていなかったから?か
足繁くやって来るようになったのは12月終わり位からです。

今季のエサ台

常連のスズメ達。

今季のエサ台02

いつもながらバシャッ!と派手にこぼしながら食べています。

今季のエサ台03


食べ方に性格もあるのでしょうか?
派手めに飛んでいるところがありますが、みんなが飛ばしているわけではないように見えます。
こぼした分は地面に落ちて、キジバトやキジが拾いに来ます。

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冬のフクロウ

手がかじかむ寒さの中、獲物をねらっていました。

冬のフクロウ

途中からぐっと構えて、

構えるフクロウ

獲物をとらえに行きました。

飛び立ったフクロウ

ストレスを与えない様にずっと離れた位置から見守っていましたが、
離れていても白く輝く姿がとても印象的でした。

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公式サイトをリニューアルしました

この度、Trinos公式サイトをリニューアルしました!
制作の様子、木の手入れ、野鳥観察のことなどをブログで綴りながら、
人と自然が柔らかく繋がるものづくりを実践していきます。

またTrinosの作品は全てこちらのサイトで
ご購入頂けるようになりました。
 
公式オンラインショップでのご購入特典
①会報の送付
『森の手仕事』の取り組みを記録した会報 松むしり を
2回分無料でお送りします。

②ご依頼への優先対応
これまで通りハンドメイドサイトもご利用頂けますが、
同時期にご相談が重なった場合は公式ショップからのご依頼に
優先的に対応させて頂きます。

人と自然が繋がりあいながら生まれるものづくり を継続的に発信し、
実感して頂けるサイトにしていきますので、どうぞよろしくお願いします。