煮出し後ひと晩おいた染液で染めていきます。
コットン生地を染めます。コットンは動物性たんぱく質がなく染まりにくいので、
染める前に濃染剤で濃染処理をします。
![コットン生地の濃染処理](https://trinos.net/wp-content/uploads/2023/02/japanese-bird-cherry-plant-dye06_095655-1024x768.jpg)
濃染剤と熱湯を入れたバットに生地を入れ、時々動かしながら30分ほど浸します。
![ひと晩おいた染液](https://trinos.net/wp-content/uploads/2023/02/japanese-bird-cherry-plant-dye07_102329-300x226.jpg)
ひと晩置いた染液。
生地が浸るくらいまで水を足して、生地を入れます。
![染液に生地を浸したところ](https://trinos.net/wp-content/uploads/2023/02/japanese-bird-cherry-plant-dye08_114749-1024x769.jpg)
染液に生地を浸すと、一瞬で鮮やかな赤に!
もうこれで終えたいという衝動にかられます。
草木染の難しいところは、染めている時の色、媒染した時の色、さらに乾いた時の色が違うところです。
特に濡れている時の色(濡れ色)は濃すぎるように感じても、最後に乾かすと3段ぐらい淡い色になります。
樹木の色素をしっかり生地に移すために、がまんがまん。
中火で温度を上げていき、沸騰後さらに30分煮詰めます。
![生地を染め上げているところ](https://trinos.net/wp-content/uploads/2023/02/japanese-bird-cherry-plant-dye09_121335-1024x767.jpg)
染めている時に生地が浮いてくるので、染液の中に浸る様に沈めます。
浮きっぱなしになると染めムラが出て来るので、何度もしつこく沈めます。
30分で火を止め、今度は媒染。染めから媒染までは今日1日で終えていますが、
記事が長くなるので続きはまた明日書きます。