家のガマズミがつぼみをつけました!
先日のエゴノキと同じく、5年前に苗で植えた木です。
十分に成長してようやく、つぼみをつけるようになりました。
もうすぐ花が咲き、そして秋には赤い実がたくさん成るでしょうか?
楽しみです。
すぐ隣のクマシデの木の葉に、特徴的な白黒の虫がとまっていました。
調べたところ、アカスジキンカメムシの幼虫だそうです。
成虫は金緑色に赤スジのはいった美しい姿で、『歩く宝石』と呼ばれているのだとか。
成虫にも、じきに会えるでしょうか?
家のガマズミがつぼみをつけました!
先日のエゴノキと同じく、5年前に苗で植えた木です。
十分に成長してようやく、つぼみをつけるようになりました。
もうすぐ花が咲き、そして秋には赤い実がたくさん成るでしょうか?
楽しみです。
すぐ隣のクマシデの木の葉に、特徴的な白黒の虫がとまっていました。
調べたところ、アカスジキンカメムシの幼虫だそうです。
成虫は金緑色に赤スジのはいった美しい姿で、『歩く宝石』と呼ばれているのだとか。
成虫にも、じきに会えるでしょうか?
5年ほど前、家の前に植えたエゴノキが大きくなりました。
当時は20cm位だった小さな苗木が、
私の身長を追い越して2mほどに成長しました。
良く見ると、小さな白いものが
たくさん垂れ下がっています。
つぼみ!
この木がつぼみをつけたのは初めてです!
花がつくということは、実も成りそうです。
こんなにたくさんのつぼみが全部実になったら、と
思わず想像してしまいました。
ヤマガラが喜びそう。
5年目にしてようやく、実をプレゼントしてあげられそうです。
1羽のスズメが、トウネズミモチの葉の中にやってきました。
興味津々、といった様子。
葉の先の方にやってきて、くちばしで何か掴もうとします。
くるくると葉が巻いてくっついている中に、何度も突っ込んで。
後で家に帰って調べたら、巻かれた葉の中に居るのは
トウネズミモチハマキワタムシという虫のようです。
トウネズミモチの葉を委縮させて巻いた中で生活し、
たくさんの綿状のロウ物質を分泌するのだそうです。
くちばしの間には白いものが見えて、
その先には、白っぽい綿状にも見えるものが付いています。
時期的には、巣作りのための綿集めというよりは
生まれたヒナにエサを与える頃です。
ヒナのために、この葉の中にいる虫をとっていたのでしょうか?
今年もツノハシバミが実をつけました。
その名の通りツノがつんと立った不思議な形。
ヤマガラの大好物。この季節になるといつもこの不思議な実をつかんでいるので、
何を食べているのかな?と思い、この実と木の名前を調べて知りました。
1か所に4つ、または3つ連なります。
ナッツの油、栄養価が高いのだと思います。
こちらは何年か前に撮った、ヤマガラが実際に中の実を取り出しているところです。
足で押さえ、外皮をむいて上手に取り出します。
シジュウカラや他のカラ類も食べても良さそうですが
カラ類でツノハシバミを食べているのは、ヤマガラしか見たことがありません。
カラ類以外では、以前山から降りてきたホシガラスが
何日もせっせとこの実を食べに来ていました。
こちらがツノハシバミの立ち姿。
中低木で、高木の林床に細い幹が株立ちします。
まだ花が咲く前のこの時期、枝についた花芽を見るのが好きです。
静かに次の季節の準備をしている感じが、何とも可愛らしいなと思います。
こちらはナナカマドの花芽。
赤味を帯びて、またふっくらとしていてバラ科らしいですね。
レンギョウの花芽。
この辺りは春が遅く、花が咲き出すのは4月以降です。
そんな中でもわりと早い時期にきれいな黄色の花を咲かせます。
こちらはツノハシバミ。
赤い花芽と一緒に雄花序がつくのが特徴です。
この木のことを知らなかった頃、
この雄花序が冬についている様子が不思議だなあと思い調べて、ツノハシバミだと知りました。
花芽が少しづつ膨らんでいく様を見ると、嬉しくなります。
今年は暖かいので、少し早めに芽吹き出すでしょうか?
そしてどうか鹿さん達が、今年はあまり沢山食べに来ないことを祈ります。
ブログには書かないつもりでした。
けれどあまりにも多くの矛盾と問題をはらんでいて、
書きとめておくべきだと思い書くことにしました。
数年前の大規模な伐採によって切る場所なんてもう殆どなくなった近所で、
今週、百本くらいの木が切られることになりました。
道路に隣接しているアカマツとカラマツの林。
倒れたら怖いという地域の住人の声に、地主さんがやむなく切ることにしたそうです。
伐採を知らされたのは1週間前でした。
道路に沿って並んでいる40メートル程度分の木を切るという主旨ですが実際は道路際だけ切るのではなく、
道路から10メートル以上奥の方まで帯状に伐採。
40メートル x 10メートルの面積に生えている100本以上の木が無くなります。
業者さんは『手前を切ると風が変わって、奥も危険になるから切る』と言っていましたが、
作業の様子を見ていると、効率的に作業するためには重機で乗り入れる道が必要だから
奥まで切るのだと思いました。
重機で乗り入れたら、土壌は踏みしめられて団粒構造がなくなってしまいます。
そして奥に残されたわずかなアカマツ、カラマツはかなり細く風に強くあおられているものもありますが
そちらは切らずに残すという判断にも疑問を感じました。
結局木への配慮、土地への配慮はないのだと知りました。
『森の365日』(宮崎学著)の中で、長野県伊那の方でゴルフ場開発が決まった時に地元の方が
『未来の1万円より明日の千円を取ったのだ』と言っていたそうですが、
この地域で起きていることはまさにそうなのだと思います。
ずっと前からこの状態だった雑木林の隣に喜んで越してきて、
ちょっと枝が落ちて来たりするのを見て急に『木は恐い』と思い始め
今日、明日自分の家の屋根に木が倒れてくるかもしれないとおびえて切らせてしまう。
自分なりに木のことを学んだり、手入れを手伝ったりということはせずに。
森林面積が減る、土砂崩れの危険性が高まる、生態系への影響や地球温暖化、
という長い目で見た時のリスクよりも、
今日明日の自分の不安だけを取り去りたいと。
日本が抱えている問題が、顕著に表れているのだと思います。
弱火で生地を染めている間に、媒染剤の準備をします。
今回はミョウバンを使いました。
鍋に5gほど入れて水を注ぎます。
最初は真っ白ににごるのですが、火にかけて沸騰後弱火でさらに煮ると透き通って来ます。
しっかり染め上げた後、生地を取り出します。
かなり濃い紫いものような色になりました。
昨日の記事でも書きましたが、この時点での色と媒染後の色は異なります。
そして乾いた時の色はさらに異なるので、染液から取り出した時の色が思っていた色と違っていたとしても
まだ何とも言えません。
バットにミョウバン媒染液を張り生地が浸る量の水を加え、生地を入れます。
ムラにならないように時々動かしながら、30分ほど媒染。
時間になったら生地を水でしっかり洗い流して陰干し乾燥させます。
今回染めたウワミズザクラ、媒染前と後の色の差はあまりなかったように思います。
ちょっとピンク味が強すぎない?と心配になりましたが、最後に乾くと柔らかい色になりました。
草木染をしていると、『もっと可愛らしい色になると思ってたのに』ということもあります。
昨年と同じ時期に同じやり方で染めたはずなのに違う色味になって愕然とすることもあります。
そんな時にふと思うのは、『あの時と全く同じ色』を求めすぎるのは現代の価値観なのかなあと。
私の勉強不足のせいもありますが、例え同じ木の枝で染めたとしても
一期一会のように少しづつ違って良いのだと。
ところで煮出した枝は、最後に土に還しています。
サクラは菌がわきやすいので、土壌改良に良いそうです。
煮出し後ひと晩おいた染液で染めていきます。
コットン生地を染めます。コットンは動物性たんぱく質がなく染まりにくいので、
染める前に濃染剤で濃染処理をします。
濃染剤と熱湯を入れたバットに生地を入れ、時々動かしながら30分ほど浸します。
ひと晩置いた染液。
生地が浸るくらいまで水を足して、生地を入れます。
染液に生地を浸すと、一瞬で鮮やかな赤に!
もうこれで終えたいという衝動にかられます。
草木染の難しいところは、染めている時の色、媒染した時の色、さらに乾いた時の色が違うところです。
特に濡れている時の色(濡れ色)は濃すぎるように感じても、最後に乾かすと3段ぐらい淡い色になります。
樹木の色素をしっかり生地に移すために、がまんがまん。
中火で温度を上げていき、沸騰後さらに30分煮詰めます。
染めている時に生地が浮いてくるので、染液の中に浸る様に沈めます。
浮きっぱなしになると染めムラが出て来るので、何度もしつこく沈めます。
30分で火を止め、今度は媒染。染めから媒染までは今日1日で終えていますが、
記事が長くなるので続きはまた明日書きます。
昨年末に剪定したウワミズザクラの枝を使って
生地を染めることにしました。
煮出しやすいように細かく裂いていきます。
硬い枝や乾いた枝、または大量の枝を染める時にはシュレッダーを使いますが、
まだ乾いていないウワミズザクラの枝はしなやかで柔らかく、手でも裂くことが出来ます。
枝の中がまだ乾いていない時には、外樹皮をむくと青い部分が出てきます。
内樹皮と言って、光合成で作られた糖などを幹や根に運んでいる部分です。
ここが青い時のほうが良く染まる様な気がします。
染め生地の重さの倍の量を裂いて、煮出し用の袋に入れました。
乾かないうちにすぐに鍋に入れ、浸る高さまで水を注ぎます。
バラ科の樹木、赤味をきれいに出すためにソーダ灰も加えます。
中火にかけて沸騰させます。
一気に沸騰させたくて強火にかけたい衝動にかられますが、
時間をかけてゆるやかに温度を上げていった方が良く抽出出来るそうです。
沸騰後弱火にして30分煮出し。火をとめます。
今日はここまで、そのまま一晩置きます。その方がきれいな赤味が出るそうです。
草木染は何かと目が離せず忙しいので、放置出来るのは気が楽です。
続きは明日!
電線にかかりそうになって来たウワミズザクラの枝を
剪定することになりました。
木が極力ダメージを受けないよう、主に電線にかかりそうな2本(赤線の枝)だけを剪定します。
樹護士の夫が木にロープを掛けて登り、作業をします。
計画した分の枝の剪定が終わりました。
下の角度からだとまだ電線にかかりそうな枝があるようにも見えますが、
実際には他の枝は電線にはかからない位置にあります。
これ以上の剪定は木に負担も大きいため、ここまでにとどめておきます。
登る技術や作業技術のない私は、夫が降ろした枝を拾い集めます。
下からだと細い線のように見えますが、降ろすととても大きいです。
こんなに枝を伸ばして、健やかに生きていたのだなあと思います。
かなり沢山の量になりました。
太いところはずっしりとした重みがあります。
今回の枝を使って何か染めてみようと思います。
これまでいつも手に入っていたヤマザクラは、落ち着いた赤味の強いピンク色に染まります。
ウワミズザクラはどんな色に染まるでしょうか?