今日は湖のそばで鳥見をしました。
残念ながら目的の鳥は現れませんでしたが、脇の木で日向ぼっこするカヤクグリに会えました。

私の方からは逆光なので、ちょうど背中に光が当たっているのだと思います。
急に羽をぶっと広げてさらに日光浴。温めついでに雑菌をとっているのでしょうか。

眠そうに眼を細めたりあくびしたりしながら、
しばらくその場でまどろんでくれました。

今日は湖のそばで鳥見をしました。
残念ながら目的の鳥は現れませんでしたが、脇の木で日向ぼっこするカヤクグリに会えました。
私の方からは逆光なので、ちょうど背中に光が当たっているのだと思います。
急に羽をぶっと広げてさらに日光浴。温めついでに雑菌をとっているのでしょうか。
眠そうに眼を細めたりあくびしたりしながら、
しばらくその場でまどろんでくれました。
弱火で生地を染めている間に、媒染剤の準備をします。
今回はミョウバンを使いました。
鍋に5gほど入れて水を注ぎます。
最初は真っ白ににごるのですが、火にかけて沸騰後弱火でさらに煮ると透き通って来ます。
しっかり染め上げた後、生地を取り出します。
かなり濃い紫いものような色になりました。
昨日の記事でも書きましたが、この時点での色と媒染後の色は異なります。
そして乾いた時の色はさらに異なるので、染液から取り出した時の色が思っていた色と違っていたとしても
まだ何とも言えません。
バットにミョウバン媒染液を張り生地が浸る量の水を加え、生地を入れます。
ムラにならないように時々動かしながら、30分ほど媒染。
時間になったら生地を水でしっかり洗い流して陰干し乾燥させます。
今回染めたウワミズザクラ、媒染前と後の色の差はあまりなかったように思います。
ちょっとピンク味が強すぎない?と心配になりましたが、最後に乾くと柔らかい色になりました。
草木染をしていると、『もっと可愛らしい色になると思ってたのに』ということもあります。
昨年と同じ時期に同じやり方で染めたはずなのに違う色味になって愕然とすることもあります。
そんな時にふと思うのは、『あの時と全く同じ色』を求めすぎるのは現代の価値観なのかなあと。
私の勉強不足のせいもありますが、例え同じ木の枝で染めたとしても
一期一会のように少しづつ違って良いのだと。
ところで煮出した枝は、最後に土に還しています。
サクラは菌がわきやすいので、土壌改良に良いそうです。
煮出し後ひと晩おいた染液で染めていきます。
コットン生地を染めます。コットンは動物性たんぱく質がなく染まりにくいので、
染める前に濃染剤で濃染処理をします。
濃染剤と熱湯を入れたバットに生地を入れ、時々動かしながら30分ほど浸します。
ひと晩置いた染液。
生地が浸るくらいまで水を足して、生地を入れます。
染液に生地を浸すと、一瞬で鮮やかな赤に!
もうこれで終えたいという衝動にかられます。
草木染の難しいところは、染めている時の色、媒染した時の色、さらに乾いた時の色が違うところです。
特に濡れている時の色(濡れ色)は濃すぎるように感じても、最後に乾かすと3段ぐらい淡い色になります。
樹木の色素をしっかり生地に移すために、がまんがまん。
中火で温度を上げていき、沸騰後さらに30分煮詰めます。
染めている時に生地が浮いてくるので、染液の中に浸る様に沈めます。
浮きっぱなしになると染めムラが出て来るので、何度もしつこく沈めます。
30分で火を止め、今度は媒染。染めから媒染までは今日1日で終えていますが、
記事が長くなるので続きはまた明日書きます。
昨年末に剪定したウワミズザクラの枝を使って
生地を染めることにしました。
煮出しやすいように細かく裂いていきます。
硬い枝や乾いた枝、または大量の枝を染める時にはシュレッダーを使いますが、
まだ乾いていないウワミズザクラの枝はしなやかで柔らかく、手でも裂くことが出来ます。
枝の中がまだ乾いていない時には、外樹皮をむくと青い部分が出てきます。
内樹皮と言って、光合成で作られた糖などを幹や根に運んでいる部分です。
ここが青い時のほうが良く染まる様な気がします。
染め生地の重さの倍の量を裂いて、煮出し用の袋に入れました。
乾かないうちにすぐに鍋に入れ、浸る高さまで水を注ぎます。
バラ科の樹木、赤味をきれいに出すためにソーダ灰も加えます。
中火にかけて沸騰させます。
一気に沸騰させたくて強火にかけたい衝動にかられますが、
時間をかけてゆるやかに温度を上げていった方が良く抽出出来るそうです。
沸騰後弱火にして30分煮出し。火をとめます。
今日はここまで、そのまま一晩置きます。その方がきれいな赤味が出るそうです。
草木染は何かと目が離せず忙しいので、放置出来るのは気が楽です。
続きは明日!
今日は仕事の打ち合わせで、街なかに出てきました。
せっかく来たので帰りに野鳥観察。
道わきでせっせと地面のものを拾うスズメ達。
近いなあ、と都会に来るといつも思います。
地元のスズメはこんなに近寄らせてくれません。
都会は鳥のエリアと人のエリアの重なっている部分が
田舎に比べて多いように感じます。
嬉しくなってしまいますが、
近寄りすぎてはいけないと自分に言い聞かせて距離を保ちます。
公園の池では、思いがけず目の前にカワセミがとまってくれました。
人が通ると少し奥に移動して、じっと佇んていました。
寒い時期限定のエサ台、今季も始めました。
11月終わり位から始めていたのですが、暖かくてエサに困っていなかったから?か
足繁くやって来るようになったのは12月終わり位からです。
常連のスズメ達。
いつもながらバシャッ!と派手にこぼしながら食べています。
食べ方に性格もあるのでしょうか?
派手めに飛んでいるところがありますが、みんなが飛ばしているわけではないように見えます。
こぼした分は地面に落ちて、キジバトやキジが拾いに来ます。
手がかじかむ寒さの中、獲物をねらっていました。
途中からぐっと構えて、
獲物をとらえに行きました。
ストレスを与えない様にずっと離れた位置から見守っていましたが、
離れていても白く輝く姿がとても印象的でした。
電線にかかりそうになって来たウワミズザクラの枝を
剪定することになりました。
木が極力ダメージを受けないよう、主に電線にかかりそうな2本(赤線の枝)だけを剪定します。
樹護士の夫が木にロープを掛けて登り、作業をします。
計画した分の枝の剪定が終わりました。
下の角度からだとまだ電線にかかりそうな枝があるようにも見えますが、
実際には他の枝は電線にはかからない位置にあります。
これ以上の剪定は木に負担も大きいため、ここまでにとどめておきます。
登る技術や作業技術のない私は、夫が降ろした枝を拾い集めます。
下からだと細い線のように見えますが、降ろすととても大きいです。
こんなに枝を伸ばして、健やかに生きていたのだなあと思います。
かなり沢山の量になりました。
太いところはずっしりとした重みがあります。
今回の枝を使って何か染めてみようと思います。
これまでいつも手に入っていたヤマザクラは、落ち着いた赤味の強いピンク色に染まります。
ウワミズザクラはどんな色に染まるでしょうか?