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冬の三番瀬 その2

※1月末に観察した様子を書いています。

潮が引いてくると、最初にやって来たのはミヤコドリ。

ミヤコドリ

しばらくすると、ハマシギもやって来てくれました。

ハマシギ01

思い思いに、磯のものを食べている様子。

ハマシギ02

朝の光を浴びて、静かに食べている姿がとてもきれいです。

ハマシギ03

すぐ近くにシロチドリもやって来ました。

シロチドリ01

嘴をつっこんで、何か食べている様です。

シロチドリ02

食べ終わると、ササッと駆け足で移動。

シロチドリ03

走るのが上手で、早いなあと思いました。

普段山で目にする鳥はホッピングする鳥が多い気がします。
ホッピングよりも、この方が断然早く移動出来そうです。

山には木や草の陰が沢山あるけれど、磯はさえぎるものが少ないから、
山の鳥よりも素早く走って移動するようになったのでしょうか?

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冬の三番瀬 その1

※1月末に千葉に行きました。
観察出来た野鳥を少しづつ、写真を整理しながら記事を書いています。
1日目の谷津干潟に続き、今回は2日目の三番瀬の様子を書きます。

朝、バスを降りて三番瀬に着くと、
さっそく、ダイゼンが編隊を組んで飛んでいました。

編隊飛行するダイゼン01

朝日を浴びてきらきら光っている様で、きれいです。

海面上の気流をとらえているのでしょうか?
すーっと流れるように、きれいに飛びます。

くるっと向きを変えて。

編隊飛行するダイゼン03

網をとめている杭の上にとまると、
後から次々とハマシギもやってきました。

杭にとまるダイゼンとハマシギ01

大きくて嘴が短めなのがダイゼン。
ひと回り小さくて嘴長いのがハマシギ。

杭と網はあっという間にびっしり。
ずらりとシギ達で埋め尽くされました。

潮が引くのを待っているのでしょうか?
この後、潮が引いた時の様子をまた書きます。

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冬の谷津干潟 その2

続いて姿を見せてくれたのは、ダイサギ。

ダイサギ01

少し暗いところに、柔らかいシルエットが
浮かび上がって美しいです。

水面にも写り込んできれいでした。

ダイサギ02

ダイサギの手前にちょっと不思議な形の
岩のような塊があって、違和感を感じて双眼鏡で覗いてみると、
なんとカメさんでした。

カメ

私がこの場所にいた1時間くらいの間、
殆ど動かずじっとしていました。

野生のカメさんを見るのは初めて。

家に帰って種類を調べたところ、
甲羅の後ろの方にギザギザがあるので
ニホンイシガメでしょうか?

谷津干潟自然観察センターに入って、
レンジャーの方に見どころやシギ、チドリの時期など聞いてみたところ、
今日は潮が高くて殆どシギチはいないとのこと。

でもズグロカモメがいることを教えて頂きました。
センターのガラス越しに、遠くの方を飛んでいるのが見えました!

ズグロカモメ01

一度水面に顔を突っ込んで、飛び立った口元にはカニをくわえていました。

カニをくわえたズグロカモメ01

くちばしが黒くて短いので、
ユリカモメとは違った不思議な雰囲気があります。

島になっているところに着地して、食べていました。

カニをくわえたズグロカモメ02

シギチには会えなかったけど、色んな鳥に会えたなあと思いながらの帰り道、
道脇にスズメさんが出てきてくれました。

道脇のスズメ01

ドングリを物色しているようです?!
スズメがドングリ食べるのは、見たことがありません。

ドングリを物色するスズメ

ドングリの底に付着した、小さな草の種を食べようとしているのかな?
または、ドングリの陰にある別のものを食べているのかも?

この写真だけではなんとも判断出来ませんでした。

次の日は三番瀬に行ったので、その様子もまた書きたいと思います。

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冬の谷津干潟 その1

先週、冬の谷津干潟に行ってきました。

残念ながらその日はシギ、チドリには会えませんでしたが、
私の地元では会えない鳥も観察することが出来ました。

ゆったり気持ちよさそうに泳いでいる、
ヒドリガモのメスさん。

ヒドリガモ メス

すぐそばにはオスさんの姿も。

ヒドリガモ オス

続いてキンクロハジロ。

キンクロハジロ

ちょっと恐いけど、愛嬌のある顔にも見えます。

地元の山梨では、水鳥さんはとても警戒心が強くて
20~30メートル離れた遥か遠くにいるところを見るしかありません。

ここでも彼らのお邪魔にならない様、遠くから静かに見守っていると
気持ちよさそうな表情を見せてくれて、嬉しくなりました。

急に水中に頭を突っ込みました。

水中に頭を突っ込んだキンクロハジロ

次の瞬間、バシャバシャバシャ!

水しぶきを上げるキンクロハジロ

よく見ると、嘴に何かくわえている様です。
食べ物をゲットしたのでしょうか?

オナガガモも気持ちよさそうに泳いできました。

オナガガモ

何度も書いてしまいますが、地元では水鳥がこちらに向かって泳いでくることは
まずないので、すっかり感動してしまいました。

この後も観察は続きますが。
長くなるのでまた続きを書きます。

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ヒガラの水浴び

何年も前の春に撮った、ヒガラの水浴び。

ヒガラの水浴び

近所の湧水の溜まり場で、バシャバシャッ!と
気持ちよさそうに浴びていました。

ヒガラの水浴び2

家の前にも水浴び用のおけを置いていますが、
利用するのは主にシジュウカラとヒヨドリ。

ヒガラの水浴びを見るのは、これが初めてでした。

去年に続き、今年の夏も連日の猛暑。

地球沸騰、とも言われるようになりました。
経済優先とは言っても、ちっとも進まないCO2削減。
このままだと近い将来、夏に外も歩けなくなるかもしれないと危機感を感じています。

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巣立ったようです

その後も足繁くエサを巣に運んでいたジョウビタキ。

先週月曜、火曜はかなり警戒心が高くなって、
いつも観察していた場所で、いつもと同じ時間に静かに観察しようとしても、
オスが私のすぐ目の前にやってきてけん制。

巣立ち間近で気が立っているのだろうと思い、
また毎日雨続きだったので、観察は控えていました。

昨日遠くから様子を見ていても
もう親鳥が巣箱に行かなくなったので、
おそらく一昨日の午後の雨上がりに巣立ったのだと思います。

巣立ったヒナは、たぶん隣の草地に誘導したのでしょうか?

私が隣の草地に行こうとすると、
オスがすぐそばにやって来て、さえずってけん制。

草地でけん制するジョウビタキ オス

すぐ近くの電線で、メスも一緒に警戒。
夫婦で見守り体制です。

電線で見守るジョウビタキ メス

ヒナの姿はまだ一度も見ていません。
今日は一日雨ですが、身体を冷やさず無事に育って欲しいです。

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初めての営巣

近所では年々数が増えている夏のジョウビタキ。
ついに家の巣箱にも営巣しました。

給餌するジョウビタキ01

今月から親鳥が巣箱に通っていましたが、
昨日から、親鳥が来るとヒナの声が聞こえてくるようになりました。

給餌するジョウビタキ02

お昼にいつもの場所で本を読んでいると、
少し離れた場所にある巣箱にやって来て給餌しています。

人がよく来る場所なのは下調べした上で営巣しているとは思いますが、
私がヒナの声に気付いて顔をあげると親鳥はこちらを見るので、
意識しているように思います。

給餌するジョウビタキ03

無事に巣立つまで、あと2週間ほどでしょうか?

そっと見守りたいと思います。

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ガマズミのつぼみ

家のガマズミがつぼみをつけました!

ガマズミのつぼみ01

先日のエゴノキと同じく、5年前に苗で植えた木です。

十分に成長してようやく、つぼみをつけるようになりました。

ガマズミのつぼみ02

もうすぐ花が咲き、そして秋には赤い実がたくさん成るでしょうか?

楽しみです。

すぐ隣のクマシデの木の葉に、特徴的な白黒の虫がとまっていました。

アカスジキンカメムシの幼鳥

調べたところ、アカスジキンカメムシの幼虫だそうです。

成虫は金緑色に赤スジのはいった美しい姿で、『歩く宝石』と呼ばれているのだとか。

成虫にも、じきに会えるでしょうか?

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シギ、チドリの観察(続)

先日の観察会の様子の続きです。

その日はかなり距離が離れたところにみんな集まっていた中で、
キアシシギは割と頻繁に手前にやってきてくれました。

手前を駆け抜けるキアシシギ

度々ささっと、すぐ近くを駆け抜けていきました。

カニを採っている場面も。

カニを採ってるキアシシギ

こちらはダイゼン。

黒いお腹でよく目立ちます。

ダイゼン

その日はよく似たムナグロという鳥もいました。

写真は撮れなかったのですが、やはり黒いお腹で
遠目には不慣れな私には殆ど違いがわかりませんでした。

すぐそばにチョウジョシギもやってきました。

チョウジョシギとダイゼン

今年は温暖化のせいか、既に繁殖地に向かって渡ってしまっているらしく
この時期にしては例年よりかなり数が少ないとのことです。

それでも沢山の種類を観察することが出来ました。

いつも森や家のそばで観察している私にとっては、磯のフィールドも新鮮です。
沢山の命が息づいているように感じました。

今度は秋も観察に来たいと思います。

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エゴノキのつぼみ

5年ほど前、家の前に植えたエゴノキが大きくなりました。

当時は20cm位だった小さな苗木が、
私の身長を追い越して2mほどに成長しました。

成長したエゴノキ

良く見ると、小さな白いものが
たくさん垂れ下がっています。

エゴノキのつぼみ

つぼみ!
この木がつぼみをつけたのは初めてです!

エゴノキのつぼみ、細部

花がつくということは、実も成りそうです。

こんなにたくさんのつぼみが全部実になったら、と
思わず想像してしまいました。

ヤマガラが喜びそう。
5年目にしてようやく、実をプレゼントしてあげられそうです。