引き続き、三宅島の記録です。
道脇に出てきてくれたアカコッコ。

くちばしには虫をくわえているのでしょうか?

早くも営巣、繁殖が始まっているのでしょうか?
昔は島のあちこちで普通に姿を見せていたというアカコッコ。
畑に出るネズミ対策で連れてきたイタチによって、
繁殖が脅かされ、数が激減してしまったそうです。
地元の人にとっては、畑も大事。
人と生態系が共存していくことの難しさを、三宅島でも感じました。
この翌日には、森の中でも姿を見せてくれました。

照葉樹林の森の中で、活き活きとしていて、
何だか嬉しそうにも見えました。
私の住むところの広葉樹林とは、樹木の植生が全く違います。
貴重なタブノキやスダジイの極相林。
照葉樹林の森の中は、この時期でも暗めで肌寒いくらいでしたが、
木も鳥もみずみずしく、力強い生命力を感じました。