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三宅島4

しばらく間が空いてしまいましたが、三宅島の続きです。

照葉樹林は春先でも葉が茂っているので薄暗く、
日中でも肌寒いくらいでした。

枝の中にタネコマドリの姿が。

三宅島のあちこちで、いつもタネコマドリのさえずりが聞こえていました。
彼らにとって、安心して暮らせる環境なのですね。

一年を通して温暖な気候と豊かな照葉樹林の環境なら、
わざわざ体力を消耗してまで移動する必要はないのかもしれません。
留鳥なのも納得です。

また別の場所に出てきてくれたタネコマドリ。
苔の木の上でとてもコマドリらしい場所。

残念ながら暗くて手振れてしまいましたが、
しばらくその場から動くことなく、のんびりしている様子でした。

森での観察を終えてから、夕方に草地でチュウサギに会えました。

初対面、その場ではダイサギと区別がつきませんでしたが、
家に帰ってから図鑑と写真を見比べてみると
口角が短いこと、沼地ではない草地にいたことから、
チュウサギと判断しました。

あたり一面、水場が全くない中にサギがいるのも
何だか不思議です。

あともう一回、三宅島の記事を書こうと思います。